試合組手編(1)
ここからは、組手編だ!ばばぁぁん
アップを開始する。
さて、皆さんは、どのようなアップをされるのでしょうか?
伝統派の組手なら、打ち込みでしょうか?
複数人いるなら、誰かが土台になる。
または、ミットを持つ。
そんな感じですね。
さて、私は、昨年、全国大会の直前強化練習で知り合った大学院生と、打ち込み・打ち返しをする。
その後は、一人アップする。
そこに、北区チャンプが来るでは(@_@;)
彼は、大学時代、ボクシングをしていたとのこと。
その彼のアップは、非常に空手的で“打ち込み”をしていた。
ワンツー、中段逆突き、回し蹴り……
一方、私のアップは、フットワークにシャドー!
どっちがボクサーか?
という対照的なアップだが、打ち込みより、フットワークの方が、早く体が暖まるのである。
素早いフットワークからジャブ、ジャブ、ジャブ……
ジャブの10連打!
フットワークから、ワンツーの10連打!(伝統派というより、ボクシングのワンツー)
こういったアップが、先のマスターズでは出来なかった。
左膝から外側広筋の痛みで、ジャンプが出来なかった。
腰を落としての中段も出来ない。
よって、上段を切り落とすしかなかったのだ。
中段も、1発なら問題はない。
足の調子は良くなっている。
さて、試合のコートに入る。
1回戦はシード。
2回戦の北区チャンプに勝てば、ベスト4へ行ける。
全身全霊を投入して、2回戦を勝つ!
そして、試合が始まった。
昨年の優勝者:なんもくさんが第4試合に登場した。
いきなり、相手に1ポイントを献上するなんもくさん。
だが、私は第6試合、試合も気になるが精神集中をしていた。
すると、ドォォォォンンンとすごい音。
なんだ、これはッ!なんもくさんの新戦法なのか?
昨年のWさんとの対戦では、見せなかった新戦法なのか?
次回:なんもくさんの新戦法とは?の巻