空手部リンチ殺人事件 2
では、我々、指導者は父兄から、この事件について、
意見を求められた時、なんと回答すべきか?
もちろん、この大学とは関係はない。
流派も違う。
しかし、保護者の心配事は、そういうところではないだろう?
やはり同じ空手をしているのだからとなる。
回し蹴りで殺人!
では、回し蹴りをするな!とはいえななだろう。
なんもくさんからのメールでは、指導者の器も問題があるのではと意見があった。
盧山先生の著書でも「指導者は何を教えていたのか」とあるように、
この指導者にも問題があるかもしれない。
だとすれば、なおさら、回答を考えておかなくてはいけない。
盧山先生の著書の引用を続けると、
中村先生は正しい術を身に付けることによって、正しい道へと入ることができるとおおっしゃっていた。
(同書 162頁)
空手が好きでたまらない子供がいる。
なのに、指導者が逃げてはいかん。
だから、私は逃げない!