2012-06-16 紫陽花の花は #練習用 神戸の市花は、紫陽花。 これからの梅雨の時期に、市内で見かけることは、数多なり。 市花に選ばれたのは、六甲山に野生の紫陽花があるからである。 藤原定家は、 あぢさゐの下葉にすだく蛍をば、四ひらの数の添ふかどぞ見る などと詠んでいるが、蛍より、蝸牛の方が雨の紫陽花にはよく似合っており、 あぢさゐの花に、蝸牛の親子がそぞろ歩くは、いとめでたし。 ただ、雨の日に、蛞蝓の親子のそぞろ歩くは、すさまじ。